長崎市の諏訪神社のお膝元である新大工商店街。商店街からシーボルト記念館へ続く道は「シーボルト通り」と呼ばれます。

新大工商店街にある新大工町ファンスクエアの裏手で2015年より営業中の居酒屋”笑幸”さんが、出張料理のシェフとして長崎市内を中心に諫早・大村など周辺地域を飛び回っています。

今回は出張料理人を始めたオーナー小川真生(おがわしんせい)さんに活動の経緯をお聞きしました。

出張料理を始めた小川真生さんのご紹介

長崎市生まれの小川さん。高校卒業後は長崎市内の人力車で観光案内の仕事をしながら、飲食店でアルバイト生活。バイトで出会ったお客さんが喜ぶ顔を見て「俺も飲食で人を笑顔にさせる!」と誓い上京。

築地市場の魚屋で5年間の修行後、本格的に飲食店で15年間の修行を終えて長崎に戻り2015年に“笑幸”をスタート。

現在は長崎を活動の拠点にされていますが、東京で働かれた経験と関東の長崎人ネットワークもあるため、日本橋にある長崎のアンテナショップ「長崎館」で腕を振るわれることもあります。

長崎居酒屋”笑幸”の小川真生さん

居酒屋”笑幸”の小川真生さん

居酒屋経営とは別にどうして出張料理を始めたのか?

SNSをご覧になった医療関係者の方の問合せがキッカケのようです。息抜きに外食して気分転換したい。ただ仕事柄、感染リスクもあるため人の交流が多い店に足を運べない。

激務で疲れて帰宅後に自炊するのも大変、という話を聞いて「それなら、自宅にお邪魔して作りましょうか?」的な流れで出張料理を始めたそうです。

小川さんは居酒屋の経営の傍ら、新大工の催しが開催されるとお店の前で模擬店を出したり、商店街の知り合いから声がかかればお手伝い、相談を受けるとお弁当を作ってケータリングに向かったりと地域に根付いた活動をされています。その延長線の一つとして出張料理もあるようです。

実際に出張料理を始めて分かったのは「家が遠いと小川さんの店でお酒を楽しんで帰るのが大変。小川さんが自宅に来てくれて助かるー」と好評のようで、毎週のようにリピートしてくれるご家族が増えているとの事でした。

料理は和食を中心に洋食も提供が可能。築地で鍛えた目利き厳選の海鮮メニューは人気です。

長崎出張料理シェフの調理例

出張料理の一例

居酒屋笑幸さんの出張料理のご依頼の流れ

出張料理のご依頼は新規のお客様の場合、まず電話で簡単なお打ち合わせをお願いしています。

理由はお客様の料理のリクエストやご家庭の調理器具や調味料の種類、お客様の苦手な食材やアレルギーの有無ご自宅の調理器具やコンロ数などを事前に擦り寄せする必要があるため、お電話で確認をさせてもらっています。

基本的にご家庭の調理器具を利用させてもらい、調味料は小川さんが持参されます。ただしご家庭でお使いの拘りのある油や調味料があれば、お電話でご相談いただけると調理で利用されるそうです。

また長崎市内から移動が可能な場所であれば、基本的には何処へでも出張可能との事でした。(諫早・大村・長与・時津など)

長崎出張シェフのお問い合わせの流れ

出張シェフのお問い合わせの流れ

出張料理の依頼料金

昼間や夜などお伺いする時間帯、調理する料理の数や量、料理で使う食材で料金が違うとの事ですが、以下が出張料金の基本費用となります。

出張料理費用 昼間:5,000円~ 夜間:10,000円~
別途食材費と交通費が必要です。

この辺のすり合わせが必要なため新規のお客様はお電話で相談をお願いされていました。出張料理にご興味をお持ちになった方、”笑幸”さんの基本データにあるお電話または各SNSをフォローしてご連絡ください。

プロの手料理を自宅で味わえる贅沢な時間を過ごしたい方、必見です。

新大工で舌鼓。居酒屋”笑幸”データ

出張料理にご興味を持った方、依頼前に実店舗に足を運んでお食事を楽しむのもよいかも知れません。

カウンター8席、テーブル1席の小さなお店なのでご予約をオススメしております。

基本的にお一人でご商売をされているので、調理中は電話に出られない場合もあります。その辺はご了承ください。

店舗基本データ

笑幸(わらこう)
住所:長崎県長崎市新大工町6-3
電話:050-5526-7626
営業日:日曜以外

店舗や料理の雰囲気が気になる方はSNSをご覧ください。

出張料理のお問い合わせは電話以外にFBはメッセンジャー、インスタグラムはフォローして頂ければ、メッセージのやり取りも可能との事でした。
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