上海での観光、ビジネスを終えたあとは長崎へ帰国するばかり。ただ上海の浦東国際空港は非常に広く分かり難い点もあります。
ここではチェックイン・カウンターから出国までの流れ、出国審査時に必要となる出国カードの記入例をご紹介。
中国入国時のような難しさは基本的にありませんが、空港が広いので場所の間違い、出国カードの記入例を参考にして頂ければと思います。
上海浦東国際空港の出発ロビー3階へ移動
長崎便の共同運航便である「東方航空MU」「日本航空JAL」の出発ロビーは「第1ターミナル」の3階です。
上海市内から浦東空港への移動はタクシー、レンタカー、バス、リニアになるかと思います。リニアと地下鉄の利用時は下車後に浦東空港の3階へ移動。
タクシーやバスはターミナルの3階に到着するので、そのまま空港へGO!シャトルバスは「第一ターミナル」停車後に「第二ターミナル」に移動するので、下車を間違えないようにご注意を。
なお第一ターミナル空港内の出発ロビーは「国内線」と「国際線」に搭乗手続きカウンターが分かれています。「国内線」は「A」から「C」、「国際線」は「D」から「M」の番号です。
コードシェア便のためビジネスは「E」、エコノミーは「H」にてチェックインとなります。
チェックインは二通り。機械とスタッフ受付
チェックイン方法は機械チェックインとグランドスタッフによるチェックインの2通りがあります。
機械によるチェックインは、チェックイン用の機械にパスポートセットし、パスポート番号を入力、フライト情報を確認後に、座席位置を選択すると、エアチケットが発券されます。預ける荷物が無い場合は、並ぶ必要がなく非常に便利です。
預け入れるスーツケースがある場合はグランドスタッフ対応となります。ただし先に座席を確保したい場合は、機械による発券を行い、その後グランドスタッフに荷物を預ける方が良い席を優先的に確保できます。
チェックイン・カウンターではパスポートとスーツケースを提出。既にチケット発券している場合は、チケットも併せて提出します。
また注意したい点としてチェックイン・カウンターは長崎便専用でなく、日本向け便をまとめて対応している事。日本向けは人気があり利用者が多いため、最低30分ていどは発券に時間がかかります。余裕を持って空港へ移動をしておきましょう。
出国審査で本人確認
チェックイン・カウンターの奥に出国ゲートがあります。ここを通過すると元に戻れません。通過時はパスポートとチケットをスタッフ提示が必要です。
出国ゲートを通過した後に出国審査があり、パスポートと出国カードを提出します。
出国カードは審査前に置いているので、入手して記入をしておきましょう。英語と中国語で表記していますが、以下が記入項目の日本語となります。全ての項目を記入しましょう。
出国カード項目日本語
①姓(名字)
②名(名前)
③护照号码(パスポート番号)
④男/女(男/女)
⑤出生期日(出生日付)
⑥航班号/航名/车次(フライトナンバー/フライト名/列車番号)
⑦国籍(国籍)
⑧以上申明真实准确(以上証明が事実で正確である。)
⑨签名(サイン)
国際線用の保安検査場へ
出国審査を通過後に、保安検査場へ移動します。日本の時と同じくペットボトル、マッチやライターの持ち込みはNG。
財布や鍵などの金属類はポケットから取り出し、パソコンやタブレット端末をお持ちの場合は、手荷物から取り出して検査を受けます。
所定の搭乗ゲートにて出発
保安検査を終えると免税店や両替所、レストランや各搭乗ゲートがある国際線エリアに移動します。免税品を購入する場合はここで購入。食事がまだであればレストランで済ませましょう。
またここにはファミリーマートがあるので、ドリンクなど購入が可能です。
買い物などが済んで人民元が余った場合は、両替所があるのでこちらで日本円に換金も可能です。
また長崎便の搭乗ゲート「215/216」はバスで移動のため、片隅にあるエスカレータを降りた1階になります。少し分かりづらい場所なので注意しておきましょう。
また税関審査が必要な場合は税関申告書に記入し提出しましょう。
長崎空港に戻ってくると、入館審査、荷物検査を行い、問題がなければそのまま帰国となります。海外の移動、お疲れさまでした!