要注意。エヌタスTカードと長崎nimocaの同時利用の読み込みエラー問題

来年「長崎nimoca（ニモカ）」の導入が開始すると「エヌタスTカード」と両方を利用する方がいると思います。また現時点で「長崎スマートカード」と「エヌタスTカード」併用している方もいるのではないでしょうか？

バスカード二枚利用時の注意点があります。それは二枚のバスカードを同じパスケースや財布に入れて利用すると「読み取りエラー」になる可能性があるのをご存知でしょうか。

どうしてエラーが起きるのか？エラーを防ぐ方法は？バスカード以外で影響する可能性があるカードなどご紹介したいと思います。

知って損なし。バスカード併用利用時の注意点

今まで「長崎スマートカード」１枚だったので起こりにくかったトラブルが、今後は発生する可能性があります。それは読み取り機にカードをタップするとエラーになること。

「長崎スマートカード」「エヌタスTカード」「長崎nimoca」には専用の「ICチップ」と言われる読み取りチップが埋め込まれています。カードに見えている四角い金色の部分です。

この「ICチップ」を読み取り機械が認識するのですが、バスカード一枚だと財布、パスケース、直接カードをカードリーダーにタッチしてもエラーになる可能性は低いです。

バスカード１枚の利用イメージ

しかし二枚のバスカードを財布やパスケースに入れておくと、カードの「ICチップ」を機械が同時に読み取ってしまいエラーになってしまいます。

バスカードでエラーが起きるイメージ

このエラーを防止するには、それぞれのバスカードを異なるパスケースなどに入れて利用に応じてタッチすると確実にエラーが防止されます。

ただカードって基本的にまとめて保管したいと思います。そんな場合は100％ではありませんが防ぐ方法があります。それはICセパレーターと呼ばれる道具があり、カードとカードの間に挟んで電波を片方に飛ばさないようにして、利用に応じて片面をタッチして利用する方法。

これですと一つのパスケースで二枚のカードを保管することが可能になります。

二枚利用はICセパレーターで問題解決

100％の解決方法では無い理由はリーダーの電波感度が影響、ICカードやICセパレーターの個体差、利用条件が関係するため。しかし面倒だなと思われる方は、2,000円前後のため試してみるのもいいかと思います。

このエラー問題はバスカードだけで生じる問題ではありません。もし財布にバスカード以外に銀行カードや運転免許証、ICチップ付きの社員カードなどが一緒に入っていると読み取りエラーになる可能性大。

知らず知らずにICカードは生活に浸透していますので、注意をされた方がよいかと思います。

「長崎スマートカード」「エヌタスTカード」「長崎nimoca」のどれか１枚の利用だと読み取り時のエラーは発生しにくい。

ただしICチップ付きの運転免許証、社員書などをバスカードと重ねて利用するとエラー発生の可能性大。

今後「エヌタスTカード」「長崎nimoca」を二枚利用する場合に、財布やパスケースに重ねてカードを保存していると、読み取り時にエラーになる可能性大。

エラーを防ぐ方法はバスカードを取り出して確実にカード一枚の状態にしてカードリーダーで読み取る。

100％保証ではないが「ICセパレーター」を二枚のカードの間に挟んで、片面からの電波をシャットアウトしてタッチして利用するとカードを取り出さなくても読み取り利用が可能となります。

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