長崎の歴史は沢山の具材が楽しめる「ちゃんぽん」のように色々な文化が混ざり、他県には無い独特の文化で形成された街です。
鎖国時代は西洋文化や中国文化の化学反応で長崎独自の「和華蘭文化」が生まれ、日本イチ最先端でハイカラだった長崎には歴史に名を残した人物が集まりました。
今回は長崎の歴史がギュッと詰まった、ご当地オリジナルお土産グッズが購入できる「長崎雑貨たてまつる」さんをご紹介したいと思います。歴史好き、長崎好きな方にはたまらない店舗となっています。
この記事の目次
・長崎の繁華街浜町と出島に近い場所にある長崎雑貨たてまつる
・可愛さに秘めた長崎の歴史。こだわりの詰まった長崎雑貨
・歴史書籍も充実。お客様、時間があれば歴史話もいかが?
・長崎歴史の交流場。長崎雑貨たてまつる店舗データ
長崎の繁華街浜町と出島に近い場所にある長崎雑貨たてまつる
「たてまつる」さんは長崎市の繁華街「浜町」と「出島」の中間にある江戸町に店舗を構えています。
1953年に建築された古民家をリノベーションした店舗はモダンな作り。鮮やかな雑貨類とのコントラストが映える印象的な店内です。
可愛さに秘めた長崎の歴史。こだわりの詰まった長崎雑貨
何気に陳列された雑貨の数々。手に取ると可愛らしく華やかな品が多いのですが、実は一つ一つに長崎に関する歴史や店主のこだわりが詰まった品ばかり。
手ぬぐいやガーゼハンカチ、ブックカバー等のデザインは店主の高浪さんご自身が長崎の歴史を踏まえて考案した品。ご紹介するアイテム類の殆どは「たてまつる」さんのみで販売となっていますので、気になったグッズがあった場合は足を伸ばしてみて下さい。
ほんの少しだけですが、オリジナル作品の数々をご紹介したいと思います。
「アーバンリサーチ&クルス」アイテム類
「たてまつる」さんは、アパレルメーカーの「アーバンリサーチ」とコラボ製品「JAPAN MADE PROJECT」を協業されています。
その一環で長崎銘菓の「クルス」でお馴染みの「シスタークルス」をモチーフにした手ぬぐいやブックカバーなど展開。また出島やグラバーなどTHE長崎なラインナップから、長崎で旬な恐竜までオリジナルアイテムも販売しています。
たてまつるオリジナル雑貨
店内で目につくカラフルな彩りの布は「たてま手ぬ」と呼ばれる手ぬぐい、「たてまカバー」と呼ばれるブックカバー、「たてまガーゼ」と呼ばれるガーゼタオル、「ナガサキもって」と呼ばれるバッグ類。
いずれのアイテムも長崎の街並みや歴史をモチーフにした品となっています。
「たてま手ぬ」は「たてまつる」さんのECサイトでも購入が出来ます。サイト取扱品は別記事でご紹介していますので、こちらもご覧ください。
カステラ・おくんち・中華ランタン。長崎文化の箸置き達
オリジナル商品のラインナップの一つとして箸置きも取り扱っており、全てが長崎の歴史に関係する品ばかり。
人気が高く品薄になる事も度々ある陶芸作家の宇多田理恵氏が制作のカステラ箸置き。小さいながらカットされたカステラまで精密に仕上がっています。
また「長崎くんち」の奉納踊のクジラや采(さい)、出島の形状に描かれたオランダ船や龍馬のブーツ、教会のステンドグラスやランタン・唐寺や猫が描かれた箸置きは長崎ならでは。
アイデアが詰まったオリジナル雑貨類はかさばらないので、お土産品として喜ばれているとの事でした。
歴史書籍も充実。お客様、時間があれば歴史話もいかが?
店主の高浪さんは高校卒業後に長崎を離れ関東で進学・就職。関東での生活の中で故郷、長崎の歴史や文化を意外と知らないと感じ、そこから長崎の文献に手に取り歴史沼にドップリはまられたそうです。
長崎に関わりのある人物、長崎の独自の歴史など店主が手に取り読み漁った書物は非常に多く、その中でもオススメの書籍類は100種類ほど店内で販売されています。
一冊一冊、想いのある書籍なのでお土産以外に歴史好きな方は購入も良いかも知れません。店舗が混み合っていなければ、商品の背景の書籍のご紹介をお話好きの店主がしてくれることもあるようです。
貴方の知らない長崎の歴史を知るチャンスかも知れませんよ。
長崎歴史の交流場。長崎雑貨たてまつる店舗データ
【長崎雑貨たてまつる】
住所:〒850-0861 長崎県長崎市江戸町2-19
TEL&FAX:095-827-2688
営業時間:10:00〜18:30
定休日:火曜日
地図:
※掲載時の情報です。内容は変更になる可能性があります。